捨てないで
「いい人に拾われてくれるはず」「大自然でたくましく生きているはず」捨てる人の事情は様々でしょうけれど、捨てた人に問いたい。あなたに捨てられた子達のその後はどうなったでしょうか。本当に思い描いた末路でしょうか?
誰かに見つかりやすい場所を選んだのはせめての罪滅ぼしのつもりでしょうか。 捨てられた子達がどうなったのかを想像してみてください。 「いい人に拾われた」「大自然でたくましく生きている」 本当にそうおもいますか?捨てられた子達は外で生きるすべを知りません。
猫は、人間と共に暮らしてきた生き物です。
野生動物のように山に帰るということはありません。
もし奇跡的に生きることができたとしても野良猫には帰れる場所などないのです。様々な危険と隣り合わせで日々必死で生きているのです。
目の前から消えてさえくれれば解決でしょうか?
捨てることが解決だとするのなら、その判断はあまりにも幼稚で人間として未熟としか言いようがありません。見つけた人間が飼うというのも否定はしませんが根本的な解決だとは思えません。
そこに関わる人間次第で、一つの生命の未来が変わるのです。
あなたは、どうおもいますか?
私たちは生命を捨てる行為に全力でNO!と言いたい!
社会は今変わり始めています。助けを求めれば助言やサポートをしてくれる仕組みができつつあるのです。捨てれば解決ではないはずです!いますぐに目の前から消してしまいたいとか、今すぐにどうにかしようと考えずまずはどういった選択肢があるのか相談してみてはいかがでしょうか?
・猫の放棄、遺棄みつけたら犯罪ですから、まずは警察へ通報してください。
・捨てる行為は罰金100万円以下の犯罪です。警察が動いてくれます。
・放棄現場をみつけたら車ナンバーや証拠を確認し110番!
・エサやりさんは、避妊去勢をするようにしましょう。エサやりについても市役所や動物愛護センターや保健所へ相談してみても良いと思います。
※助けたい!と思うことは悪いことではありません。けれど助ける以上は、保護団体や役所に丸投げというわけにはいきません。保護団体は、見つけてくれてありがとうとは言いません。もし丸投げと考えるとするなら、それは捨てる人のような危ない考え方に近い思考だと思います。
まずは警察に通報し、自分にできることは何なのかを考えてから各所にご相談することをお勧めします。
※生命を捨てるという犯罪に手を染めることなく人間として良識のある判断をしてくださることを祈るばかりです。
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